SAT 真の患者利益のため予防歯科を中心にした歯科医療へ

活動報告



歯科界の常識を超えるためのパブリック・コメント NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」~ぶれない志、革命の歯科医療が放映されました 「カンブリア宮殿」に熊谷崇が出演しました 「未来世紀ジパング」に熊谷直大が出演しました 日吉歯科診療所

歯科関係者感想

戻る


早乙女歯科医院

芹澤 健太郎

歯科医といえば歯を削ったり、詰め物をするところと言うイメージがあり、痛くなったらいくところと言う考えは未だに多くの人が持っており、歯がある事は普通のことで、この状態が治療だけしていれば、一生続くという考えを持つ事は当たり前のことだと思う。でも、身近な年配の方の話を聞くと、定期的にメンテナンスを受ければ良かったという声は良く聞く、なくなって初めて気づくのが実際なんだと思う。
歯科医の仕事としては、歯科医師法の始めに記載してあるように、地域への口腔衛生指導であるが、地域へそれを教える事はとても難しく、今の治療型の考えの中に下手にはまってしまうと、何だあの変わった先生と言われかねない。
しかし、地域の患者さんの意識を変える為には、15年30年かかろうが、一人一人の患者さんに真摯に向き合い、説明していくことしかない。
そのために一番大切になってきているのが、ブレずに自分の信念を貫くという事だと思った。MTMに沿って治療を進めることで、患者さんの意識の変化が起きている酒田市をみれば、ぜひMTMに沿っていく信念を持とうと思った。

映像でもあったように、患者さんがどこどこを治してほしいといわれたら、そこを治療してあげようという気持ちになってしまっていた。しかし今噛めるようにするのではなく、生涯を通じて自分の歯で食べる事という患者さんの利益を考えることこそが歯科医師の使命だと。MTMの流れの中に多くの検査があり、その中のすべての検査が患者さんの意識をモチベートするためには不可欠で、行わなければならない。また、患者さんに唾液検査を受け入れやすくするために、新しい付加価値を付けるのは良いことだと思った。

僕も歯科医師のライセンスを持つ者として、考えていかなければならないと思った。

僕も患者さんが深酒をしても「フロスだけはやらないと」というシーンをみて、こうなったら最高だなぁと思いました。