Minimal Interventionという新しい治療概念が歯科臨床に導入され、これまでの金属修復物を用いた歯科治療にかわって、高分子材料を用いた審美治療が広く普及するようになってきました。
このような臨床的背景の下に、歯冠形態あるいは審美性の回復のためにコンポジットレジンを使用する頻度が増加しています。とくに、歯質接着性レジンは、歯冠部における審美修復材として毎日の歯科診療に欠くことができないものとなっています。
このコースにおいては、大きな話題となっている光重合型レジンについて、接着性レジンに関する基礎的事項ならびにその臨床応用について、「齲蝕の除去」、「接着」および「審美」とをキーワードとして、臨床テクニックについて解説を加える予定です。
さらに実習では、臼歯部Ⅱ級修復におけるマトリクスのしようと手技の基本、前歯部におけるClass IV修復のテクニックを人工歯を用いて行う予定です。
本セミナーを通じて、臨床に役立つ情報とテクニックを少しでも多くお伝えできればと考えております。
1.講義
2.実習
3.予定
このコースでは、審美性の高いレジン充填に必要な理論を理解するとともに、接着性レジンのもつ可能性を体感できることを主眼として構成されています。
コースの受講後には,臨床に反映できる知識とテクニックが必ず身につくはずです。
宮崎 真至(みやざき まさし)
1987年 日本大学歯学部卒業
1991年 日本大学大学院修了、博士(歯学)
1991年 日本大学助手(歯学部保存学教室修復学講座)
1994年 米国インディアナ州立大学歯学部留学(2年間)
2003年 日本大学講師(歯学部保存学教室修復学講座)
2005年 日本大学教授(歯学部保存学教室修復学講座)
現在に至る
オーラルフィジシャン認定歯科医院であること
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SAT事務局にて受付完了後、宮崎先生よりご連絡します。
受講料:200,000円(税込)
別途、東京-貴院間の往復交通費、宿泊費、昼食代等をご負担下さい。
お申込み完了後、宮崎先生と医院様で直接ご相談のうえ、決定していただきます。