日本の歯科医療の現状


日本の歯科医療の現状をみなさんご存知でしょうか。

日本の歯科医療の現状 歯科疾患実態調査によると、32本の歯のうち、60歳で14本、80歳で27本を失い、80歳の方の平均残存歯数はたったの5本くらいしかありません。
しかも、その残っている歯も健康とは言えません。
悲しいことですが、これが今の日本の現状です。

アメリカであれば85歳のときに平均16本くらい、スウェーデンであれば
75歳で平均20本くらいの平均残存歯数となっています。

この差を生んでいるのが、予防のためのメインテナンスです。
メインテナンスをどれだけ受診しているかを見ると、スウェーデンのある都市では、19歳までが100%、20歳~59歳が90%、60歳以上でも80%と極めて高い比率です。
アメリカでも、年収が日本円にして約400万円以上の層で80%の人がメインテナンスを受けています。
日本のメインテナンス受信率は、5%を切っており、この違いが残存歯数の違いとなって現われています。

歯が痛くなったら歯科医院にいく、歯は悪くなったら治療すればいいという考え方が、結局、自分の歯を失う原因になってしまいます。
残念ながら、治療したとしても、いったん悪 くしてしまった歯は寿命が短くなるのが現実です。
今では、歯と歯周組織の病気の原因と予防法がわかってきました。
科学的に診査、診断し、総合的な判断にもとづいた「あなただけの治療・予防プログラム」にそって、実践すれば、生涯を通して自分の歯を守ることは可能です。