口腔二大疾患である齲蝕と歯周病に対して、検査に基づいて治療計画を立て、患者さんの口腔内を生涯に渡って、疾患の発症と再発を予防する人材Oral Physicianとは、患者をメディカルトリートメントモデルに従って診断・治療・管理でき、カリオロジーとぺリオドントロジーを臨床応用できる、次の技量を満たしている歯科医師です。
SATで主催しているOral Physicianセミナーを受講していただくとともに、実際の症例を挙げていただき認証を行います。
診療室を運営していく上で、今、何らかの努力をはじめても、
表にはっきりとした形で現れるのは10年後でしょう。
つまり、10年後の歯科界を取り巻く環境に対応するような診療室づくりを行わなければならないのです。
歯科医院のリーダーである院長は少なくともこれくらい先のビジョンをはっきりと持っているべきです。
将来の日本社会で必ず起こりうることは超高齢化と医療費の莫大な増加で、様々な統計から誰の目にも明らかであり、高齢者にかかる医療費は、諸外国と比べて異常に高額で、対策を講じなければ遅かれ早かれ国民健康保険は破綻するでしょう。
一方、口腔を健康に保っている高齢者は、一般医療費をあまり使わないということも明らかになりつつあり、歯を高齢になっても残すような歯科医療へのシフトが、各方面で利益をもたらすと考えられます。
そのような改革のために口腔二大疾患である齲蝕と歯周病に対して、検査に基づいて治療計画を立て、患者さんの口腔内を生涯に渡って、疾患の発症と再発を予防する人材(Oral Physician)の育成が急務であり、必要不可欠であると考えています。
一般医療現場で普通に行われているメディカルトリートメントモデルを処方できる人を育て、患者の口腔内を守り育てる人を一人でも多く育てたいと考えています。
本セミナーでは日吉歯科診療所が約25年間の間に実践してきたデータと臨床に基づき、疾患の発症予防、再発予防、最小侵襲治療が実践できる診療室づくりを提案し、確実にやってくる10年後に対するビジョンの参考になることを希望しています。